主な対応工事

建具工事

建具工事は、建物を構成する部分に金属製もしくは木製の建具を、取付ける工事のことをいいます。建具とは、窓枠やサッシ、カーテンウォール、シャッター、自動ドア、ふすまなどの建物設備に取付けるパーツのことで、建物の機能性や気密性、耐久性を高める役割があります。

自動ドアの取付け

自動ドアの取付けは、大まかに分けて自動ドアのドア本体、自動ドア装置(ドアオペレーター)、ドア枠、センサーの4つのパーツを設置する工事を行います。この中で自動ドア装置に、ドアエンジンという物が内蔵されていて、センサーが人の接近を感知した時に信号が送られ、その信号によりドアエンジンが作動して自動ドアが開く仕組みになっています。工事によっては大がかりな作業になる場合もあります。正面玄関は人の出入りが多くなるポイントですので、安全性を十分に担保するために、自動ドアは各種センサーによって動作が制御されます。誤作動が無いよう慎重な動作検査が要されます。

自動ドア導入のメリット

自動ドアを導入することで得られるメリットには、次の4点があります。

①利便性の向上

手を使わずにドアを空けられるようになることで利便性が向上します。商業施設などでは、買い物した荷物を持っていたり、カートやベビーカーを引いて通行する人も多いため、スムーズな出入りを確保するのに必要不可欠な設備です。

②衛生管理

手を使わずにドアを開けられるため、衛生面での管理がしやすくなります。完璧な衛生管理が求められる病院や食品工場での導入が多いです。

③バリアフリー

福祉施設や医療施設で、通行人の出入りを安全かつ円滑に行えるようになります。

④省エネ

手動で開閉するドアの場合、開けたままになる事もあるでしょう。そうなると、外気が入り込み、室温をコントロールし難くなってしまいます。自動ドアを導入することで、エアコンでコントロールした室内の空気の流出を抑えることができるので、省エネにつながります。